スワイプファイル(Swipe File)とは
スラングで「盗む」という意味。 誤解を恐れずに言うと、「(制作物を)パクったファイル」ということになります。
例えば、
・テレビCM
・雑誌や新聞の広告
・街頭広告
・YouTube広告
・広告のキャッチコピー
・セールスレター
など、あらゆる「制作物」を「スワイプ(パクった)」ファイルです。

スワイプファイルの作り方

つまり、スワイプファイルとは、「パクリをまとめたもの」と言えます。
一般的な作り方は、「何かしらの方法で対象となる制作物を保存し、ファイリングすること」です。

Evernote

メモアプリとして有名なエバーノート。無料で使うことができ、アイデア次第で様々な活用ができる本アプリは
スワイプファイル作成としても超強力です。
なぜなら、「ノートブック」「タグ」といった“管理機能”に加え、強力な“検索機能”を持っているから。
例えば、過去にスワイプした「ある健康食品の広告を取り出したい」と思った場合
紙のスワイプファイルだと探すのにとても手間がかかるけど、Evernoteなら
「商品名」「効果(痩せる・ダイエット・)」「スワイプした時期」「タグやノート」など、様々な切り口で
「思い出す手がかり」をくれます。
セールス・広告業界では「スワイプファイル」というのは、「すでに結果を出している=市場にヒットしたコピーライティング」
集めたものを指すんですね。

活用方法・事例

では、このようにして作ったスワイプファイル。いったいどのように活用すれば良いでしょうか?
答えは、「レターを書く前に参考にする」です。
例えばあなたが、健康食品の記事LPを書くことになったとします。
何も参考にするものがなく、本LPと商品情報のみで書き始めると、きっとうまくいくことはないはず。
なぜなら、「自らに売る力がない」からです。
語弊があるかもしれませんし、怒ってしまうかもしれませんが事実です。
あなたに、売る力はありません。
でも、売る方法があります。それが、「スワイプファイルを参考にすること」です。

売れたレターをスワイプする

では、健康食品の記事LPを僕が書く場合、一体どうするでしょうか?まずはその商品について知ります。
価格はいくらか、効果効能は?誰が欲しがるだろうか?他の商品との違いや強みは?
なぜこの商品でないといけないの?
などなど。
このように商品理解を進めたのち、「仮の切り口」を決めます。
そして、スワイプファイルを眺めるんです。ここで注意して欲しいのが、「売れた」スワイプファイルを参考にすること。
最初は難しいかもしれませんが、売れたレターをスワイプしない限り、あなたの売りたい商品を売ることはできません。
なぜなら、元が悪いから。
必ず売れたレターをスワイプしてくださいね。
イメージ
100個のスワイプファイル
商材とマッチする5個のスワイプファイル
1つずつ丁寧に読み込んでいく
自らの記事LPを書く

構成

次は構成です。
おそらく、このブログに辿り着いている人は既に知っているかと思いますが、「売れる構成や流れ」には
“ある一定の法則”があります。
「あー、また同じような構成だな。」
いつか、そう思う日がくるはずです。そこまでくれば、スワイプファイルも活用できているはず。
もちろん、イレギュラーな構成でバカ売れしているケースもあると思いますが、レアケース。いくつか見比べてみて
良いと思う構成を参考にしましょう。

表現や言い回し

最後に「表現や言い回し」。これは、ライティングにおける「枝」の部分。だけど、一つ一つがとっても大切なんです。
もちろん、一言一句パクってよいということではありませんが、「ニュアンスや雰囲気」は参考にしましょう。

感謝とリスペクトを忘れない

ここまで、スワイプファイルについて解説しました。最後に忘れないで欲しいこと。
それが、「感謝とリスペクトを忘れない」ということです。
もちろん、スワイプ元の制作物は、他の誰かが真剣に考えて作った大切なモノ。
勝手にパクられていいと思う人はいません。(もちろんあなたも…)
だからこそ、スワイプファイルを活用するのであれば、感謝とリスペクトを忘れないで欲しいんです。
感謝とリスペクトがあれば、どのラインまで参考にしていいかもわかりますし、相手を傷つけることもありません。
道徳的に考えて、やっていいこと悪いことの分別をつけ、スワイプファイルを活用し売上をあげてみてくださいね
参考URL
https://webmarketing-revolution.com/suwaipufuairu/